美味しさと安心をお届けいたします
当社では長崎県壱岐市でフレッシュなアスパラガスを生産しています。現在、有機栽培に取り組んでおりJAS認定を取得しました。有機栽培に取り組んだきっかけは、より安心で自然本来の味を届けたいと考えたからです。もちろん農薬は安全性を科学的に検証されており、農作業の効率化や害虫などから作物を守るために必要なものです。しかし使うことに対して心理的な抵抗が出てきたこと、何よりも小さな子供からお年寄りまで、皆様が安心して美味しく食べられる作物を作りたいという思いから有機栽培に切り替えることにしました。
環境への配慮
株式会社春一番Ikiでは、環境への配慮を大切にし、持続可能な農業の発展に取り組んでいます。資源の効率的な利用や化学肥料や農薬の過度な使用を避けることで、自然環境の保護と食品生産の高品質を両立させています。ただ生産するだけでなく、地域に愛され、地球を愛せる農園であることをモットーに環境に対する取り組みを日々行っております。
安全な農薬使用
私たちは安全で適切な農薬の使用方法のもと、使用規定量も徹底的に遵守し、農産物に残留物を最小限に抑えるよう心掛けています。また、農薬を最小限に抑えた生産過程でも一定の質を確保できるよう、品質管理を実施しています。アスパラガスの成長、収穫、包装において品質を確保し、お客様に安心して召し上がっていただけるアスパラガスを提供しています。
土づくりへのこだわり
作物の味を大きく左右するのは何といっても土壌です。当園は土づくりからこだわり、できるだけ有機肥料を使用して養分たっぷりな土壌を作り、高品質な作物をお客様に提供できるように、日々園の状況を観察しながら肥培管理を努めております。また、もみ殻を炭化した物を土壌に混ぜることにより、微生物が住みやすい環境を整えています。土壌のpH調整、水の管理など適切な方法によって、安心かつ美味しい作物を実現しています。
堆肥の役割
堆肥の使用は土壌の健康を向上させ、作物の成長を促進します。堆肥は有機物を供給し、土壌の水分保持能力と通気性を改善し、微生物の活動を活性化します。また、堆肥は化学肥料の使用を減少させ、持続可能な農業を支援します。病害虫の抑制にも効果があり、土壌の栄養バランスを保つために役立ちます。
もみ殻燻炭の役割
もみ殻を炭化したもの(もみ殻燻炭)を土壌に混ぜると、土壌の通気性と排水性が向上し、根の発育が促進されます。また、土壌の保水力も高まり、乾燥を防ぎます。もみ殻燻炭は土壌のpHを安定させ、酸性土壌の改良に役立ちます。さらに、有害な重金属の吸着能力があり、土壌汚染の緩和にも効果があります。有機物の供給源としても機能し、土壌微生物の活動を活性化させます。